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GWの渋滞、混雑は5月3日から 休日割引は無し

高速道路各社は、今年のゴールデンウィーク期間中の渋滞予測を発表しました。今年は、前半が飛び石連休、後半が4連休という構成のため、後半4連休が最も混雑が多くなるという予測です。

前半となる4月26日~4月29日までの期間は、4月28日が平日という飛び石連休になっています。このため、3連休だった昨年と比べてレジャー需要が落ち着く見込みで、多くの路線で30km以上の渋滞は減るという予測です。ただし、業務での利用が多い東名などでは10km以上の渋滞が特に上り方面で増える見込みとなっています。

混雑は5月3日~5月6日の連休後半で本格化します。下り方面では5月3日、4日が混雑のピーク、上り方面は5月3日から混雑が増え始め、5月4日、5日がピークとなる予測です。連休最終日となる5月6日は、渋滞発生数そのものは少なくないものの、前日などの混雑と比較して少ない予想になっています。

下り方面は5月3日と4日に最長45km

下り方面で発生する30km以上の渋滞は、4連休が始まる前日となる5月2日20時~翌3時にかけて東名 秦野中井IC付近で最長40km、5月3日は、中央道 相模湖IC付近で4時~16時に最長45km、東北道 羽生PA付近で5時~15時に最長40km、東北道 矢板北PA付近で8時~18時に最長30km、関越道 高坂SA付近で5時~15時に最長30km。5月4日は中央道 相模湖IC付近で5時~14時に最長45kmとなっています。

上り方面は5月4日と5日に注意

上り方面で発生する30km以上の渋滞は、5月4日に中央道 小仏トンネル付近で14時~翌2時にかけて最長30km、関越道 坂戸西SIC付近で15時~24時に最長35km。5月5日は、中央道 小仏トンネル付近で9時~翌3時に最長30km、関越道 坂戸西SIC付近で12時~翌1時に最長40km、東北道 加須IC付近で14時~24時に最長30kmとなっています。

休日割引は対象外

ゴールデンウィーク期間中は休日割引が適用されません。4月26日~5月6日までの期間は全日、平日料金の適用となります。

休日割引は、ETC搭載車を対象として、祝日・休日の0時から24時の24時間、都市部など一部を除いた通行料金を3割引するというものですが、オーバーツーリズムの抑制を理由に、ゴールデンウィークやお盆休み等の繁忙期は適用外となっています。なお、今年から三連休についても全て休日割引の対象外となっています。

なお、午前0時から午前4時までの間に対象の高速道路を利用すると、通行料金が3割引になる「深夜割引」はゴールデンウィークでも利用可能です。

編集部