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プレミアム“キャッシュレス”フライデーに、編集部も一応参加した

プレミアム“キャッシュレス”フライデーのキックオフイベント

2019年3月29日、プレミアム“キャッシュレス”フライデーが開催された。

「プレミアムフライデー」と、政府が推進するキャッシュレス化を組み合わせた、官製イベントだが、両者に「個人消費の喚起」という共通点があること、そして、10月の消費増税に伴い、キャッシュレス決済でポイント還元する「キャッシュレス・消費者還元事業」の実施が正式決定したこともあり、経済産業省とキャッシュレス推進協議会らが協力。その“キックオフイベント”が、プレミアム“キャッシュレス”フライデーとなった。

「月末金曜は、少し早めに仕事を終えて、豊かな週末を楽しみませんか?」というプレミアムフライデー(プレ金)とキャッシュレスが、よりによって、改元発表を目前とした、年度末の営業最終日に融合。世間が忙しそうな日程に設定する判断には疑問が残るが、キャッシュレスを追いかけるImpress Watch編集部も、キャッシュレス化の推進には協力すべきではないのか? ということで、3名の編集部員も1日キャッシュレス化にチャレンジした。

編集部:加藤

朝:パンとお茶。ファミリーマート 208円(LINE Pay)
昼:編集部からコクヨの取材へ 174円(Suica)
昼食:東京駅内パン屋 1,000円(Suica)
夜:ファミリーマートで東スポ 140円(LINE Pay)

編集部:野澤

出社前:マツモトキヨシで飲み物と軽食 418円(iD)
昼食:チキンカレー 800円(iD)
昼食後:セブンで飲み物とゼリーを購入 285円(iD)

マツモトキヨシとセブン-イレブンはau WALLETのポイントアップ対象店。au WALLETクレジットカードを利用すると通常200円で2ポイント付与のところ、マツモトキヨシでは4ポイント、セブン-イレブンでは3ポイント付与される。

しかし、今回はどちらも購入金額が200円を超えているにも関わらず、au WALLETクレジットカードを設定しているQUICPayではなくiDで支払ってしまい、ちょっと損した気分に……。

編集部:臼田

12:30 経済産業省KENKO食堂 780円 LINE Pay
13:30 お茶 自販機 160円 iD
18:40 タリーズで軽食 690円(バウチャー600円+iD 90円)

プレミアム“キャッシュレス”フライデーのキックオフイベントのため、10時半ごろにキャッシュレス推進の本丸「経済産業省」に到着。世耕経産相をはじめ、関連各社が集うイベントを取材し、12時半過ぎに離脱、昼食に向かう。

せっかく経済産業省に入ったので、省内のキャッシュレス化も確認。経済産業省の地下一階が食堂と弁当販売スペースになっているそうで、29日のイベントに向けて各社が対応を進めたため、弁当販売については全業者がキャッシュレス対応、食堂も一社を除きキャッシュレス化が行なわれたという。

経産省の食堂の多くもキャッシュレスの掲示が

決済サービスは、PayPay、LINE Pay、Origamiなどが利用されていたが、筆者が入ったのはタニタ運営の「経済産業省KENKO食堂」。こちらはLINE Payが導入されていたので、タニタ定食(780円)のQRコードをカメラで読み込んで決済した。

タニタ定食

なかなか立派で落ち着いた食堂で、ゆっくりとプレミアムフライデー感ある食事をいただきながら、LINE Payの「もらえるくじ」を引いてみると、「1,000円相当」が当選。昼食をいただきながら、220円のプラスに。ありがとうLINE Pay、ありがとう経済産業省。タニタ定食おいしかったです。

1,000円あたる

その後、会社に戻ってお茶を購入。いつもは、現金のみだが100円で買える社内自販機を使うのだが、残念ながらキャッシュレス非対応。弊社が入居するビルに備え付けられた自販機でiD決済(160円)した。

19時前には入居ビルのタリーズで、アイスカフェラテとスイートポテトを夜食で購入。合計690円だが、600円は弊社の福利厚生で使われている「チケットレストラン」のバウチャーで支払い、差額の90円はiD払いとした。

いちおうキャッシュレス化を達成?

一応自己申告では、プレミアム“キャッシュレス”フライデーのキャッシュレス化を実現したImpress Watch編集部であった。

なお、プレミアムフライデーの実施については見送らせていただいた。