いつモノコト

もうすぐ50歳 「エムット」でNISAをはじめた

自分の年齢が50歳に近づき、生活習慣病や“五十肩”の発症で通院することになるなど「人生の折り返し地点はとうに過ぎた」と痛感させられることが増えています。若くない自分の年齢を自覚させられるようになり「老後のための蓄えって……」と漠然とした不安も一層大きくなってきました。

昭和生まれで金融教育を受ける機会がほとんどない環境で育ちましたし、企業型確定拠出年金については半ば自動的に加入した形でしたが、株式などの「投資」はずっと自分には縁遠いものという感覚でした。わりとすぐにお金を使ってしまい、投資を始めようと考えるほどの余裕がいつもない、ということも大きいのですが……。新NISAや「老後は2,000万円必要」などの話題が世間を賑わすようになり、家族の間で相続の話も出てくるようになって、「そろそろ何かやらなければ」と思い始めていました。

そうした中、記者の仕事でMUFGの「エムット」のローンチや、その後の展開・発表を取材する機会がありました。個人的なメインバンクが三菱UFJ銀行ということもあり、その動向を自分ごととしても注目するようになりました。

いつも使っている三菱UFJ銀行のアプリもリニューアルされ、トップ画面には「エムット連携サービス」という目立つ赤枠ができて、「カード」「投資信託(NISA)」「三菱UFJ eスマート証券」「JCOIN+」の4つが表示されるようになりました。

三菱UFJ銀行アプリのトップ画面には、「エムット連携サービス」という目立つ赤枠ができて、「カード」「投資信託(NISA)」「三菱UFJ eスマート証券」「JCOIN+」の4つが表示されるようになりました

そこで、今後もMUFGの各サービスの連携が深まり、便利になりそうという期待感もあったので、「三菱UFJ eスマート証券」でNISAの口座を作ってみることにしました。富裕層向けの新しい「エムット Excellent Club」の判定には今後、eスマート証券の資産運用残高も含まれるようになる、ということにも、背中を押された気がします。富裕層を目指しているわけではありませんが、NISAで残高を積み上げていくなら、目標やゴールのようなものがあったほうがよさそうと思えたからです。

初めての証券口座の開設でしたが、三菱UFJ銀行アプリから遷移して、スマホだけで開設作業をしました。読むべき規約の類は多いですが、想像より煩雑ではなく、正直なところショッピングローンの申込みと同程度か少し簡単なぐらいでした。最終的に「三菱UFJ eスマート証券」のアプリもインストールしましたが、概略としての「資産評価額」は三菱UFJ銀行アプリでも表示されます。銀行と証券口座の入出金の連携を設定したほか、eスマート証券側でPontaポイントの連携も済ませ、貯まったポイントを積立に回すようにしました。

NISAの対象の投資信託として、ひとまず2種類を購入してみました。注文が成立した後は、前日比や評価損益といった“色のついた数字”が表示されるようになり、画面が賑やかになりました。

「三菱UFJ eスマート証券」のアプリ。購入した投資信託のひとつは上場投資信託(ETF)のため「国内株式現物」に分類されています

長期で保有するつもりなので、日ごとに一喜一憂するのは違うと思いますが、気になってしまいますね。価格の上下という形で世間の動向も感じられて、興味深く眺めています。

また、自分の興味のある分野に絞った投資信託の場合、働いて対価を得るのとはまた違う形の社会参加だと感じられ、業界を支えている感覚がより強くなります。少額で始めているため、どこまで意味のある金額になるのか分かりませんが、自分のペースで積み立てていけたらと思います。

太田 亮三