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横浜「米軍根岸住宅地区」、日本に返還 接収から79年

神奈川県横浜市中区、南区、磯子区の「米軍根岸住宅地区」が、6月30日にアメリカから日本に返還された。返還面積は約43ヘクタール。

同地区は1947年(昭和22年)10月16日に接収された。米軍人、軍属およびその家族が居住し、管理事務所、教会、宿舎、中央公共施設(図書館、銀行、郵便局等)、診療所等が所在していたが、2004年10月の日米合同委員会における返還方針合意を経て、2015年12月には米軍関係居住者が全て退去した。返還日を6月30日とすることが正式決定したのは2026年5月。

横浜市は2021年に「根岸住宅地区跡地利用基本計画」を策定。文教ゾーン、住宅地等ゾーン、森林公園ゾーンの整備を計画している。

山中竹春横浜市長は返還された6月30日に以下のコメントを出している。

本日、米軍根岸住宅地区が返還されました。これまでご尽力いただいたすべての皆様に、改めて心より感謝を申し上げます。

戦後直後の接収から79年の時を経て実現した今回の返還は、この地区のまちづくりの新しいスタートとなるものです。

米軍施設による地域の分断を解消し、防災性や利便性の向上、交流促進を図るとともに、豊かな緑や眺望に恵まれた、人々が心身の豊かさを実感できるウェルビーイングなまちづくりを目指します。更に根岸森林公園や旧一等馬見所の保全活用との連携を図るなど、都心部全体の活性化にもつなげていきます。

残る米軍施設についても、早期返還の実現に向け、国に対して引き続き粘り強く働きかけてまいります。