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Alexa+、テレビやコーヒーメーカーに対応 Oura Ringなど健康デバイスも強化へ

Amazonは6日(米国時間)、CES 2026において、自宅内外で家電やクルマなどと連携する「Alexa+」の新機能を発表した。サムスンのスマートテレビにAlexa+が導入されるほか、BMW、ボッシュなどとも提携し、自動車におけるサービス連携も強化。また、スマートリングの「Oura Ring」などとの連携も開始する。

Alexa+は、EchoシリーズやFire TVシリーズなどを通じて、情報収集から日常のタスク支援まで幅広く対応する生成AIベースのアシスタント。現在は、米国など一部地域のみで提供中で、米国での月額料金は19.99ドルだが、Prime会員は無料で利用できる。

CESにおいては、6つのAlexa+新機能を発表している。テレビ向けでは、サムスン(Samsung)のスマートテレビにAlexa+を搭載する。Amazon製以外のデバイスへのAlexa+組み込みは今回が初としており、1月下旬から、対象のテレビでは、Alexaに話しかけ、コンテンツを素早く検索したり、家庭内のタスクを実行したりできるようになる。

サムスンのテレビでAlexa+

音声で、新シリーズや映画を発見したり、スマートホームデバイスを管理し、テレビから音楽を再生するといった利用が可能。また、「アレクサ、寒すぎる」と言えばサーモスタットが自動調整される。Alexa+の先行アクセスは、Alexa内蔵の21年~25年製サムスンテレビの一部モデルで利用できる。

また、Web版の「Alexa.com」に対応。簡単な回答やタスクの完了など、音声やモバイルアプリだけでなく、Web経由でも利用可能にした。

スマートホーム関連では、Boschのコーヒーマシン800シリーズがAlexa+に対応。Alexaと自然な会話で、コーヒーやラテ、コルタドなどをカスタマイズして淹れられ、「バリスタと話すような感覚」を家庭で楽しめるという。

Bosch Coffee Alexa CES 2026

クルマについては「BMW iX3」などがAlexa+に対応。クルマの機能だけでなく、車外の情報や知識へアクセスできるようになるため、例えば「Hey BMW、ちょっと寒いんだけど、車内を温めてくれる?」と話しかけると、暖房を適温としてくれる。

また、「シートを温めてマッサージをONにして、クルマの色を好きなサッカーチームの色にして」というと、シートを温めてマッサージを開始し、ディスプレイのカラーを赤を基調にしたものにするなど、複雑かつパーソナル情報を使った指示が行なえる。従来同様に、音楽再生やナビゲーションの操作にも対応する。

The BMW Intelligent Personal Assistant with Amazon Alexa+

また、エクスペディア、Yelp、Angi、SquareなどがAlexa+向け新エージェント体験を構築。HEREテクノロジーズとトムトムも、地図・位置情報技術にAlexaカスタムアシスタントを統合し、旅程の計画や経由地の追加・削除、今後のEV充電スポット検索などに対応。この機能はBMW iX3に搭載されるほか、順次車種を拡大していく。

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今後は、健康・ウェルネス習慣についてもAlexa+の対応を強化していく。例えば、朝の身支度中に、睡眠と回復状態の分析結果などを案内するほか、夜には最適な就寝時間やリラックスする時間であることを通知し、温度・照明・音楽などを良質な睡眠へつながるよう調整できるようにする。

CESでは、Ouraとの早期アクセス体験を公開。今後、Withings、Wyzeなどのパートナーとの連携も予定している。

Ouraなど健康・ウェルネスでのAlexa+対応