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東急田園都市線 藤が丘に商業・病院・公園一体の駅前拠点
2025年12月19日 13:22
横浜市は、東急田園都市線 藤が丘駅前地区の都市計画を決定し、土地区画整理事業を認可した。駅前施設・病院・公園が一体となった駅前拠点の形成に向け、病院や駅前ショッピングセンターの建替え、公園や駅前広場の再整備、歩行者ネットワークの強化などが進められる。
計画されている主な事業は、昭和医科大学藤が丘病院の建替え、藤が丘駅前ショッピングセンターの建替え、交通広場の整備。土地区画整理事業の施行者は昭和医科大学で、東急が参画している。施行面積は約2.2ha、事業完了予定は2035年度。
藤が丘病院は「公園・病院街区」の位置づけで、新公園も整備。病院は地上14階・地下2階、584床の規模となる。敷地面積は約16,500m2、延べ面積は約76,400m2、高さは約60m。
スケジュールは、27年度から工事に着手し、29年度以降順次、先行整備広場・暫定駐輪場使用開始、既存公園・公共駐輪場解体、新病院建築工事、新病院開院、既存病院解体、駐車場・駐輪場棟建築工事を計画している。35年度に新公園整備完了予定。
藤が丘駅前ショッピングセンターの建替えでは、住宅・店舗を主要用途とした地上10階建ての建物が建設される。敷地面積は約4,100m2、延べ面積は約15,000m2、高さは約31m。27年度から解体、建築工事が進められ、30年度以降に工事完了予定。
交通広場には、バス乗降場、タクシー乗降場、一般車乗降場、上屋等が整備される。面積は約2,700m2。30年度以降の工事着手、31年度以降の工事完了を予定している。

