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イトーキ、未就学児から大人になるまで使える学習家具
2025年12月15日 15:30
イトーキは、未就学児から大人になるまで使える学習家具シリーズ「Cretta(クレッタ)」を発売する。12月15日に予約を開始し、12月下旬より順次入荷する。価格は14,300円~99,000円。
デスク・収納・天板カラーを自由に組み合わせ、成長段階やライフスタイルに応じて使い方を変えられる学習家具シリーズ。未就学児期のキッズスペース作りから、学生・大人の学習・仕事環境まで、長く寄り添い続けることを目指して開発された。
ラインナップと価格は、幅100cmのデスク天板が49,900円~69,900円、幅100cmのデスク専用上棚が25,900円、120cmのデスク天板が52,900円~72,900円、ブックスタンドが13,900円、引き出し型ワゴンが32,900円、スリムオープンワゴンが22,900円、デスク追加引き出しが11,000円、木製チェアが29,900円、ランドセルラックにもなるキッズデスクが39,900円。
使い方に合わせて必要なアイテムだけを選べ、シリーズで統一することで空間全体にまとまりが生まれる点も特徴。未就学児向けのキッズデスクは、成長後には形を変えて収納ラックとして使い続けられる。
デスクには手提げ袋や帽子、ランドセルなどを掛けられるフックを2個付属。電源タップやルーターをまとめられる配線トレイを標準装備するほか、モニターアームも装着でき、学生・大人の多様な使い方にも対応する。
天板は、天然素材を活かした4色の天板を用意。天然木ナラ突板のナチュラルと、亜麻仁油を主成分とした環境配慮素材「リノリウム」の3色、計4色から選べる。ナラ材は耐久性が高く傷がつきにくい特性を持ちながら、繊細で美しい木目が部屋になじむという。リノリウム天板は抗菌性・耐久性を備え、しっとりとした手触りが特徴。
開発背景として、近年、子どもの学びは「子ども部屋」から「家全体」へ広がり、タブレット学習やリビング学習など、家庭内での学び方が多様化していることを挙げている。住宅では北欧・モダン系のインテリアが主流となり、空間に馴染むシンプル家具が選ばれるようになっている。
しかし、未就学児向けの家具は“期間限定で役目を終える”ケースが多く、「せっかく買ってもすぐ使えなくなる」という課題が親世代の悩みになっているという。こうした社会背景をふまえ、成長しても買い替えずに使い続けられる家具という新しい価値を提案する。
商品は、イトーキのショールーム「ZA SALON TOKYO(坐サロン 東京)」で12月19日から26年3月頃まで展示予定。毎週金曜日の13時~17時は予約不要で見学可能。








