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年9.9万円の三井住友Visa Infinite、サッカーW杯事前予約などプレミアム体験

三井住友カードとVisaは11月26日、同社の最上位クレジットカード「三井住友カード Visa Infinite」のブランド発表会を開催した。Visaのグローバル最上位ランク「Infinite」に対応するカードで、年会費は99,000円。

FIFAワールドカップ 26特別プログラムを提供

発表会では、Infinite会員向けに、2026年6月に開催される「FIFAワールドカップ 26」にあわせた特別プログラムの提供を発表し、同日より観戦チケットの事前予約受付も開始した。

FIFAワールドカップ特別プログラムでは、「Visa Infinite」会員を対象に、日本代表戦の観戦チケットを試合日程の発表前から予約できる。観戦チケット購入者には、選手のサイン入りグッズやオリジナル観戦アイテムも提供される。大会終了後には、日本代表の堂安律選手を招いたスペシャルイベント「(仮)BEYOND THE LIMIT−堂安律、挑戦の原点」の開催も予定されている。

体験価値に重点、年50を超えるイベントを企画

Visa Infiniteは、単なる決済手段としてのサービスだけでではなく、特別な体験価値の提供に重点を置いたサービス設計が特徴。三井住友カードではこのカードを、SMBCグループが進めるウェルスマネジメント戦略の中核と位置づけている。

体験型サービスは、「ダイニング」「音楽・観劇」「アート」「趣味・レジャー」の4つのテーマで構成され、年間50回以上のイベントが予定されている。たとえば、脇屋友詞氏と鎧塚俊彦氏による特別コラボディナーコース、ショパン国際ピアノコンクール入賞者によるコンサートの特別席、石川遼プロとのラウンドイベントなどを企画している。イベントの企画・運営には三井住友グループ内で専門チームを設置し、文化芸術・食・スポーツ分野の著名人との交流を通じた本物志向のサービス体験を重視する。

三井住友カード 代表取締役 社長執行役員 CEOの大西幸彦氏は、「Infiniteカードの発行開始以降、順調に推移している」と述べた上で、「利便性とリワード、加えて体験価値をミックスしたところが、我々としては一番自信を持ってご提供できる部分」と語った。

三井住友カード 代表取締役 社長執行役員 CEO 大西幸彦氏
石橋静河氏
左から石黒賢氏、東原亜希氏、干場義雅氏、桑原志織氏

また大西氏は、「日本キャッシュレス、順調に拡大をしております。キャッシュレス決済比率は43%ということで、政府目標を一年前倒しで実現した」と述べたうえで、「キャッシュレスの進展と金融サービスのデジタルモバイルシフト、この2つの大きな流れが同時並行で進む中で、お客様が求める金融決済サービスというのが大きく変化してきている」と語った。