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「西武船橋店本館」跡地に千葉最高層51階タワマン 1~3階は商業
2025年11月27日 19:04
大和ハウス工業は、千葉県船橋市の「西武船橋店本館」跡地において開発を進めている分譲マンション「プレミストタワー船橋」の概要を発表した。地上51階・地下1階、高さ約192m、総戸数677戸の、商業施設等と一体となったタワーマンションが建設される。28年3月竣工予定。
大和ハウス工業が東京建物、京成電鉄と共同で進めているプロジェクト。JR総武線・東武アーバンパークライン 船橋駅から徒歩2分、京成本線 京成船橋駅から徒歩4分の立地に建設される。千葉県内で供給された新築分譲マンションのうち、50階以上の物件は同物件のみ(MBC調べ:対象期間95年1月~24年9月)で、千葉県最高層のタワーマンションとなる。
1階~3階には商業施設、4階~6階には事務所を整備するほか、2階に船橋エリア周辺の植生に配慮した植栽を配した広場「フォレストアリーナ」を設置。住宅・商業・広場が一体となった大規模複合開発として推進する。
マンションの共用空間として低層階に、船橋の海や森をイメージした2層吹き抜けの「グランドエントランスホール」、ピアノを設置した「メロディラウンジ」、様々なマシンを用意した「フィットネスルーム」、毛布や布団も洗える「ランドリールーム」などを設置。また、2タイプの「ゲストルーム」を設ける。
46階には眺望が楽しめる「パーティールーム」と「パノラマラウンジ」を設置。パーティールームは、ホテルライクな上質な空間、子連れでも楽しめる畳スペースを設けた空間など、3タイプの部屋を用意する。
164.03m2のパノラマラウンジには、入居者が仕事、勉強、読書などで利用できる「ワークスペース」「ライブラリースペース」「カフェスペース」を設置する。
間取りは、1LDK(43.71m2)~3LDK(134.02m2)で、全63タイプ。全ての専有部にLIXILのスマートホームシステム「Life Assist 2」を、分譲マンションでは初めて標準搭載する。大和ハウス工業とLIXILが共同開発したアプリにて、エアコンや給湯器など日常で使用する設備機器と連携できるほか、オプションで見守り機能を備えたカメラや各種センサー等とも連携できる。
防災拠点としての機能も整備。1階・2階に地域用の防災備蓄倉庫、2階・3階にJアラートやエリアメールを表示するデジタルサイネージを備える。また、3階にワークスペースを兼ねた帰宅困難者一時避難スペースを設ける。
周辺には公共施設を備えた複合商業施設「船橋フェイス」があり、プレミストタワー船橋と船橋フェイス、京成船橋駅を結ぶペデストリアンデッキが新設される。また、JR船橋駅を結ぶ歩行者専用通路が開通することで、駅前エリアの回遊性も向上する予定。
所在地は千葉県船橋市本町一丁目115番6、本町七丁目1150番4 他。敷地面積は6,668.16m2、建築面積は5,109.54m2、延床面積は89,610.57m2。24年8月30日に着工している。11月29日にモデルルームをオープンし、26年2月上旬から販売を開始する予定。販売価格帯は未定。









