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「JR船橋市場町社宅」跡地の大規模マンション着工 JR東×東急不動産連携
2025年11月27日 13:46
ジェイアール東日本都市開発と東急不動産は、「JR船橋市場町社宅」跡地の一部で開発を進めている、738戸の大規模分譲マンション「ブランズシティ船橋ビアレ」の1期について、25年8月に着工したこと、および、11月28日に公式サイトを公開し、まちネーミング投票を開始すると発表した。引渡は28年3月予定。
船橋駅東側にある船橋市地方卸売市場に隣接したエリアに位置し、アクセスはJR総武線・東武アーバンパークライン 船橋駅徒歩9~11分、京成本線 京成船橋駅徒歩11~13分。地上14階建ての2棟、8階建ての2棟の全4棟で構成され、総戸数は738戸。2~4LDKのプランに加え、多彩な共用施設を設ける。所在地は千葉県船橋市市場1丁目6。敷地面積は27,060m2、延床面積は66,468.39m2。
同物件はJR東日本と東急不動産ホールディングスの包括的業務提携契約に基づく、住宅事業と再生可能エネルギー事業を軸にした事業連携の一環。「ブランズ大宮日進ビアレ」に続く、ジェイアール東日本都市開発と東急不動産の共同プロジェクト第2弾となる。名称にある「BRANZ(ブランズ)」は東急不動産、「BIARE(ビアレ)」はジェイアール東日本都市開発のマンションブランド。
ブランズシティ船橋ビアレでは、モビリティから生活ソリューションまで幅広い事業を手掛けるJR東日本グループ各社との協業による連携サービス提供を予定しており、フィットネスルームにおける機器選定や空間設計などの取り組みで、物件の魅力向上を図る。
東急不動産の「ブランズ」の取り組みとしては、太陽光パネルや、平置き駐車場全区画へEV充電設備を設置する。また、東急不動産グループの造園会社・石勝エクステリアによる植栽を生かしたプロムナードなど、緑豊かな住環境とする。
隣地ではジェイアール東日本都市開発が賃貸・商業の複合街区開発を進めており、エリア一帯を「住民および地域住民に長く愛され続けるまちにしていきたい」という思いのもと、コミュニティ形成を重視した取り組みを行なう。
その一環として、多くの人の声に寄り添ったまちづくりを目指し、まちネーミング投票を実施。11月28日に開設するネーミング投票サイトを通じて意見を募集し、新しいまちが地域コミュニティの中心となり、より豊かな交流とつながりが生まれることを目指す。



