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AWS、仕様駆動開発AIエディター「Kiro」を一般公開

AWS(Amazon Web Services)は18日、AIエディター/開発ツールの「Kiro」を一般公開した。7月にプレビュー版を提供開始していたが、機能を追加して広く公開した。

Kiroは、AIを使った「仕様駆動開発」のコーディングツール。Vibe Codingだけでなく、AIエージェントとの作業による開発の迅速・効率化のための「AI IDE(統合開発環境)」としており、7月のプレビュー版公開以降も、リモートMCP、グローバルステアリングファイル、開発サーバーサポート、Autoエージェントなどの機能を追加した。

Kiroの一般提供開始に合わせて、仕様の正確性を検証するプロパティベーステスト、Kiroでの開発の進捗を検証する新手法、カスタムエージェントを備えたターミナル「Kiro CLI」、集中管理機能を持つチームプランなどの新機能を追加する。

Kiro CLIは、ターミナルからKiroの各機能を利用可能で、Claude Sonnet 4.5/Haiku 4.5やステアリングファイル、高度なコンテキスト管理、ローカルでファイルの読み書き、API呼び出し、bashコマンドを実行するMCPツールなどが含まれる。

Kiro CLI