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NTT東西、光回線にユニバーサル料 26年1月から月額2.2円
2025年11月10日 12:28
NTT東日本とNTT西日本は、2026年1月から新たに「ブロードバンドユニバーサルサービス料」を導入する。同年1月に開始される「ブロードバンドサービスに関するユニバーサルサービス制度」に基づくもので、光回線の利用者に月額2.2円の料金を新たに課す形となる。
制度は、改正電気通信事業法(令和四年法律第七十号)に基づき創設され、離島や山間地など地理的条件により、人口減少に伴う通信網の維持が課題となることを踏まえ定められた。すべての電気通信事業者が費用を拠出し、電気通信事業者協会を通じて分担金を支払う仕組みとなっている。
NTT東日本およびNTT西日本では、この制度に基づき、対象となるFTTHアクセスサービスに対し、1回線あたり月額2.2円の「ブロードバンドユニバーサルサービス料」を設定する。料金は、支援機関が申請中の回線単価2円に消費税を加えた額で、今後総務省の認可により変更される可能性がある。
請求は、2026年においては3月利用分のみとする予定で、2027年以降の請求時期や料金額については未定。両社とも公式Webサイトを通じて最新情報を案内する。
対象サービスは以下の通り。
- フレッツ 光ネクスト
- フレッツ 光クロス
- (NTT西日本のみ)フレッツ 光マイタウン ネクスト(ファミリーライトタイプを除く)
