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「三井アウトレットパーク 福岡」着工 マリノアシティ跡地に27年春開業

三井不動産と福岡地所は、福岡市西区「マリノアシティ福岡」跡地における、「(仮称)三井アウトレットパーク 福岡」の建築着工を発表した。2027年春の開業を予定している。約200店舗が集積する九州最大の店舗数のアウトレットモールを目指す。

所在地は福岡県福岡市西区小戸二丁目12他。幹線道路である「マリナ通り」に接し、福岡高速環状線 愛宕ICからは約2km。最寄駅の福岡市地下鉄空港線 姪浜駅からは車で約5分。

広域図
狭域図

建物は、マリノアシティ福岡のアウトレット棟を建替えるとともに、一部既存建物をリニューアル・再活用する。敷地面積は約85,200m2。延床面積は立体駐車場棟を含めて約117,800m2で、うち新築の商業棟が地上2階建て、約43,800m2、既存リニューアルの商業棟が地上4階建て、約24,700m2。立体駐車場棟も新築と既存リニューアルの2棟を整備する。

商業機能は、インターナショナルブランド、セレクトショップ、スポーツ、アウトドア、キッズなどのアウトレット店舗に加え、飲食ゾーンなどを計画している。また、海辺の立地環境を活かした、イベント利用可能なステージを備えた広場を整備する。

既存建物をリニューアル・再活用することは環境配慮につながるとし、加えて新築建物では太陽光パネルの設置や高効率設備の採用、省エネアイテムの導入などに取り組む。

九州エリアにおいて三井不動産は、22年4月に「三井ショッピングパーク ららぽーと福岡」を開業した。