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ソフトバンク、アナログやISDNを使う固定電話を2030年で終了

ソフトバンクは、固定電話サービス「おとくライン」を2030年3月31日に終了する。新規申し込み受け付けは2026年3月31日に終了する。

ソフトバンクは、NTT東西のメタル回線やダークファイバーをアクセス回線として利用する固定電話サービス「おとくライン」を2004年から提供している。回線種別はアナログ、ISDN64、ISDN1500。ソフトバンクの通信設備を利用し基本料金がお得と謳う。

「おとくライン」

固定電話は、メタル回線を用いたアナログやISDNから、光回線によるIP電話・光電話への移行が進んでいる。モバイル回線を利用したサービスも一般的になっており、今後はIP電話やクラウド型電話サービスが主流となる見込み。ソフトバンクはこうした市場環境を踏まえ、「おとくライン」の提供終了を決定した。

移行先の固定電話サービスとして、モバイル回線を利用する固定電話機のIP電話サービス「おうちのでんわ」、光ファイバー回線の「SoftBank光」と組み合わせて使うIP電話サービス「光電話(N)」が挙げられている。

移行先に挙げられている、モバイル回線を利用する固定電話機のIP電話サービス「おうちのでんわ」