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アクアラインか京葉道路か 木更津からの最速ルートをAI判定
2025年10月29日 16:46
NEXCO東日本とNTTドコモは、木更津JCTから埼玉や東京方面へ向かうドライバーのルート選択を支援する新サービス「AIルートジャッジ～アクアvs京葉・館山～」の実証実験を11月19日に開始する。実験では、木更津JCTから特定エリアまでの当日午後の所要時間をAIで予測し、東京湾アクアライン経由ルートと館山自動車道・京葉道路経由ルートのどちらが早いかを表示する。
AIルートジャッジは、ドコモのAI技術「AI渋滞予知」を応用したサービス。両社は2017年よりAI渋滞予知を提供しており、「複数ルートのうち、どちらが早いのかを知りたい」というユーザーからの声を受けて、今回の実証実験に至った。対象は、木更津JCTから京葉JCT(外環道・常磐道方面)、箱崎JCT(首都高速道路・都心方面)、板橋JCT(首都高速道路・関越道方面)の3経路。
利用時は区間を選択し、スライドバーで時間帯を指定すると、その時間帯における両ルートの予測所要時間と、どちらが早いかが表示される。時間帯ごとの所要時間も一覧でき、料金やリアルタイム渋滞情報は「ドラぷら」や「ドラとら」から参照できる。
AIルートジャッジの仕組みは、AI渋滞予知とNEXCO東日本の交通工学的な知見・ノウハウを組み合わせた予測結果に、首都高速道路の交通統計データ(各経路の時間帯別「追跡時刻和」データ)を掛け合わせ、ルートごとの所要時間を算出する。
