JICCの信用情報開示、スマホ本人確認はマイナカードに

日本信用情報機構(JICC)は、スマートフォンから利用する信用情報開示サービスについて、本人確認をマイナンバーカードの読み取りに一本化するなど、サービス内容を変更する。料金は、スマートフォンアプリでは値下げ、郵送は値上げを実施する。変更は11月20日から。

JICCの信用情報開示サービスは、スマートフォンアプリまたは郵送で受け付けている。今回の変更で、スマホアプリを使う「信用情報開示」サービスにおいて、申し込み時の本人確認方法が「マイナンバーカードの読み取りによる確認」に一本化され、「本人確認書類の撮影」は廃止される。開示情報の受け取り方法は「スマートフォンで受け取り」のみになり、「郵送での受け取り」は廃止される(郵送で申し込んだ場合は郵送で受け取る)。

また、スマホアプリを使う際の手数料の支払い方法は、オンライン収納代行決済が廃止され、「クレジットカード決済」「携帯キャリア決済」の2種類になる。

スマホアプリのサービス変更と利用規約改定

利用料金も改定。例えば、スマホアプリを使う信用情報の開示で結果をアプリで受け取る場合、料金は1,000円から700円に値下げされる。一方、郵送で信用情報の開示を申し込んだ場合の料金は、1,300円から1,960円に値上げされる。

利用料金の改定　※郵送受付は11月20日消印分から適用

このほか郵送での開示請求では本人確認書類の種類が変更される。