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プロ野球公式速報アプリ「NPB+」 ソニー・コナミと共同開発

ソニー、コナミデジタルエンタテインメント、NPBエンタープライズは、日本野球機構(NPB)公認のプロ野球速報アプリ「NPB+(プラス)」を共同開発し、10月10日から期間限定でテスト配信を開始する。対象OSは対象OSはiOS 17およびAndroid 11以降で、アプリは無料で利用可能。

アプリの本格提供は2026年のプロ野球シーズン開始を予定しており、今回のテスト配信を通じてユーザーの反応や使用状況をもとにアップデートを行なう方針。

同アプリは、ソニーのグループ会社のHawk-Eye Innovationsが提供するトラッキングシステムを活用し、全12球団のプレーデータをリアルタイムで表示する。投手の球速やボールの回転数、打者の打球角度やスイング速度などのデータを、一球ごとに可視化する機能を搭載。お気に入り球団の試合予定やスコアをホーム画面に表示するカスタマイズ機能も備える。

トラッキングデータをベースにした3DCGによるリプレイ動画や、セ・パ両リーグの選手情報、試合スケジュール、順位表、個人成績の閲覧機能なども搭載されている。また、SNSでプレーを簡単に共有できるシェア機能も実装し、観戦体験の拡張を図る。


    主な機能
  • 一球速報(ホークアイトラッキングデータを用いたリアルタイム速報)
  • 選手情報(セ・パ所属12球団全選手の最新成績、パフォーマンス、経歴)
  • ホークアイによるリプレイ動画(トラッキングデータに基づいた3DCG映像でプレーを再現)
  • 試合情報(試合スケジュール、カレンダー、順位表、個人成績など一覧表示)
  • お気に入り球団設定(お気に入り球団の試合日程や結果をトップページに設定)

Hawk-Eyeのトラッキングシステムは2024年シーズンより12球団で導入済みで、ソニーがNPBE向けに開発したCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)と連携し、データの可視化と配信を実現している。