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PayPay、香港「Octopus」と台湾「台新Pay+」に対応

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PayPayは10月3日、香港の「Octopus(八達通)」および台湾の「台新Pay+」と連携し、全国のPayPay加盟店で利用可能にすると発表した。いずれも、キャッシュレス決済の相互利用基盤「HIVEX」を通じての対応となる。

今回の追加により、PayPay加盟店で利用可能な海外のキャッシュレス決済サービスは14の国・地域、28サービスに拡大。訪日外国人が日本国内でPayPay加盟店を利用する際、現地の決済手段のままで買い物や飲食、宿泊料金の支払いが可能になる。

新型コロナウイルスの影響により落ち込んでいた訪日外国人旅行者数は、2022年を起点に回復傾向にあり、2024年には過去最多となる約3,700万人が来日。前年から47.1%増加した。これに伴い、PayPay加盟店における海外キャッシュレス決済の取扱高も増加し、2024年度は2019年度比で約3倍に達し過去最高を更新した。

今回連携する「Octopus」は、交通機関から小売・飲食・公共料金まで広く利用される香港の主要な決済サービス。「台新Pay+」は台湾の大手金融機関が提供する決済サービス。