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大阪・梅田に木立モチーフの新ビル 「東阪急ビルディング」建替

外観イメージ

阪急電鉄と阪急阪神不動産は、大阪市北区で進めている「(仮称)東阪急ビル建替計画」の建物の新築工事に10月から着手する。

1966年竣工のオフィスビル「東阪急ビルディング」を解体し、地上10階・地下1階のオフィスビルを建築する。2027年12月に竣工し、阪急阪神不動産が入居する予定。

大阪市北区角田町16番、16番9(地番)、アクセスは阪急 大阪梅田駅から徒歩4分など。敷地面積は1,534.75m2、延床面積は13,878.29m2、高さは51m。

位置図

都島通と新御堂筋の交差点に面した立地で、周辺には「HEP FIVE」「HEP NAVIO」をはじめとする商業施設や飲食店が集積している。新ビルでは1階に店舗を配置することで周辺エリアとの連続性を保ち、梅田エリア全体の回遊性と賑わいの創出を図る。

建物の外装は木立をモチーフとしたデザインを採用。1階のエントランスの天井材には木材を使用し、屋内緑化とあわせて空間全体で自然を感じられる意匠とする。また、2階に設置する全周バルコニーや南角のバルコニーに植栽帯を配置し、地上の歩行者が少し目線を上げるだけで都市の緑を感じられるようにする。

1階エントランスの内装イメージ

ワーカーのウェルビーイングの向上のため、屋上テラスに多様な植栽を導入し、自然を感じられる憩いの場所を整備する。2階のオフィスのエントランスには、オールジェンダートイレを整備するとともに、混雑や長時間利用の状況が把握できる満・空室管理システムを導入する。

屋上テラスのイメージ