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Prime Video、一時停止で広告表示 QR付き広告も

インタラクティブ動画広告のイメージ

Amazon Adsは、動画配信サービス「Prime Video」における日本向け広告フォーマットの拡充を発表した。「インタラクティブ動画広告」、「インタラクティブポーズ広告」、「FITO(ファーストインプレッションテイクオーバー)」の3種類が、2025年以降に順次追加される。

Prime Videoは、4月8日より日本で広告付きオプションを導入している。新たな広告はいずれも視聴中や視聴開始時に表示されるもので、Amazonでの買い物にスムーズにつなげられる仕組みを備える。

インタラクティブ動画広告は、リンクやQRコード付きの広告が表示され、リモコンやスマートフォンを使って、その場で商品のAmazonカートへの追加や、ブランドページの閲覧ができる広告フォーマット。2026年上半期の導入を予定している。

インタラクティブポーズ広告は、動画を一時停止した際に表示される広告フォーマット。停止中の画面に半透明のブランドメッセージや商品画像が表示され、視聴者はリモコン操作で商品をAmazonのカートに追加したり、スマートフォンに詳細を送信したりできる。2026年上半期の導入を予定している。

FITOは、動画再生の最初に表示されるプリロール広告枠を広告主が独占的に使用できるフォーマット。視聴開始時の最も印象に残りやすいタイミングでの露出により、ブランド認知や印象付けを効果的に行なえるという。2025年内にベータ版が提供される。