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楽天イーグルス、NFTリセールチケット導入 出品者は自由に値付け
2025年8月15日 18:45
楽天グループのNFTマーケットプレイス「Rakuten NFT」は、プロ野球「楽天イーグルス」とサッカー・明治安田J1リーグ「ヴィッセル神戸」の公式チケットリセールに「NFTチケット」を導入した。
楽天イーグルスでは、9月開催分以降の「楽天モバイルパーク宮城」で開催される一軍戦のうち「電子チケット引取」(QRコード)を選択して購入したチケットのリセールが対象。「ヴィッセル神戸」では、個人で購入した「シーズンシート2025」チケットで2025明治安田J1リーグ第32節「ヴィッセル神戸 対 清水エスパルス」以降のリセールが対象となる。
「NFTチケット」は、ブロックチェーン技術を活用したデジタルチケット。データ自体に取引履歴や所有者情報などが記録されるため、すべての取引履歴を透明かつ改ざん不可能な形で記録できる。偽造防止や二重取引防止などの利点だけでなく、取引の透明性を確保し、通常の2次流通よりもユーザーが安心してチケットを購入・リセールできるとする。
また、「楽天イーグルス」と「ヴィッセル神戸」における従来のチケットリセール方法では出品価格が指定されていたが、「NFTチケット」を活用した方法では出品者が自由に価格を設定可能になる。
なお、休日・平日パック、招待・優待チケット、クーポンを利用して予約されたチケット、スペシャルチケット、「楽天モバイルパーク宮城」以外で開催の試合、オープン戦・ファームのチケットはリセールサービス対象外。
