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Geminiがスマートウォッチ(Wear OS)で利用可能に
2025年7月10日 13:36
Googleは9日(現地時間)、AIアシスタント「Gemini」をWear OS搭載スマートウォッチ向けに提供開始した。Pixel、Samsung、OPPO、OnePlus、XiaomiなどのWear OS対応のスマートウォッチが対象で、今後数週間にわたって順次利用可能になる。
Geminiは、Googleが提供するAIアシスタントで、従来はスマートフォンやパソコン向けに提供されていた。今回の対応では、Wear OS 4以上を搭載するスマートウォッチ上で利用できるようになり、音声操作での情報検索や予定管理、メッセージ送信などが手元で完結する。
利用方法は「OK Google」と話しかけるほか、サイドボタンの長押しやアプリアイコンのタップで起動できる。Geminiはユーザーの指示を理解し、天気予報の確認やレシピ検索、メールの要約、カレンダーへの予定追加といった複数アプリにまたがる操作にも対応する。
たとえば、料理中に「スライスした野菜のロースト時間と温度は?」と尋ねたり、出発前に「今日は傘が必要?」といった問いかけも可能。また、メール内容の要約や、目的地のナビゲーション、予定の記録なども時計から行なえる。
GeminiはGmailやGoogleカレンダーなどのGoogleサービスとも連携し、必要なアプリの設定と許可を行なえば、ユーザーがGoogle上に保存した情報の取得や操作が容易になる。さらに「ロッカーの43番を覚えておいて」「仕事後に買い物のリマインドをして」など、記憶やリマインダーの機能も搭載している。
Geminiは今後Wear OS 6に対応したスマートウォッチでも利用可能となる見込みで、各ブランドの独自アプリとも連携が予定されている。
Starting today, Gemini begins rolling out to Wear OS watches, including those from Pixel, Samsung, OPPO, OnePlus and Xiaomi. Get the help you need, right on your wrist, without needing to take out your phone.pic.twitter.com/AbrrBcF7ud
— Google (@Google)July 9, 2025




