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茅場町駅直結 兜町金融拠点のゲートとなる複合ビル 神社をオープンな環境に

平和不動産、三菱地所、中央日本土地建物は、共同で推進する「(仮称)日本橋茅場町一丁目6地区開発計画」について、5月23日付で中央区により日本橋兜町・茅場町一丁目地区地区計画変更の都市計画決定が告示されたと発表した。金融貢献機能を整備するほか、神社境内地を拡張する。

東京メトロ東西線 茅場町駅に直結する複合ビル。事務所、店舗、神社、駐車場などで構成される。区域面積は約0.6ha。

開発計画では兜町金融拠点のゲート空間となるよう、茅場町駅から地上へのバリアフリー動線を整備するほか、地下コンコースともつながるアトリウム空間を整備する。

ビジネス面では金融貢献機能として、国内外の資産運用会社等の誘致・交流・情報発信を導入。起業・成長支援の拠点となる少人数向けのワークプレイス・交流施設や、金融関連のプロモーション組織や周辺施設と連携したビジネス支援施設を整備する。

地域貢献として、地域資源(神社境内地)を拡張し、平成通り側に大きく開かれた空間とする。地域コミュニティの核となるオープンな環境創出、歩行者の回遊性・賑わいの強化を図る。

そのほか、災害時の一時待機場所、一時滞在施設、地域防災備蓄倉庫、マンホールトイレ等を確保し、地域防災機能を強化する。