ニュース

グーグル「NotebookLM」、資料をWebで探して即登録できる新機能

Googleは2日、自分専用のAIデータベースを作れるサービス「NotebookLM」に新機能「提供元を見る(Discover sources)」を追加した。

NotebookLMに追加するソース(資料)について、Webから検索・選択して簡単に登録可能にする仕組み。例えば、「インプレスの媒体資料」と検索すると、Webページから媒体資料のPDFなど関連情報の候補を10個まで表示、追加した情報を選んでNotebookLMに追加できる。

追加した情報を元に、NotebookLMでチャットをしながら情報取得などが行なえる。NotebookLMは、PDFやドキュメント等を登録し、そのデータだけから回答を抽出するため、誤った回答(ハルシネーション)を防ぎながらデータ活用できる「AIリサーチアシスタント」として利用できる。

ソースに登録した情報を要約したり、複数のソースから必要な情報を抽出したり、FAQを作成するといった利用も可能。また、Podcast風にソースの内容を音声で紹介する「Audio Overview」を生成できる(音声は英語のみ)。

「提供元を見る」のソース情報取得にはGeminiを活用している。「提供元を見る」は、2日からNotebookLMユーザーに順次展開しており、約1週間で広げていく。