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三菱自動車、バーチャルカーライフアプリ「ミランド」
2025年3月31日 19:14
三菱自動車は、JP UNIVERSEと共同開発したバーチャルカーライフアプリ「MILAND(ミランド)」のサービスを開始した。iOS、Androidに対応し、基本料金は無料。
三菱自動車は中期経営計画「Challenge 2025」の重点戦略において「DX促進によるシームレスで効率的な顧客接点創出」を掲げている。その中で、社内外との多様な人材や技術とコラボレーションしながらの共創を重要施策としており、今回の取り組みはその一環。
「MILAND」は、Z世代を中心としたクルマを所有しない若者でもクルマの持つ楽しさを体感できるアプリ。バーチャル上で「デジタルカー」を所有したり、仲間とドライブができるほか、車両のカスタマイズも楽しめる。サービス名称は、「三菱自動車がつくる未踏の大陸」に由来している。
開発は、スクエア・エニックスでファイナルファンタジー15のプロデューサー/ディレクターを務めた田畑 端氏が率いるJP UNIVERSEが行なっている。
アプリに登場するクルマは、三菱自動車が販売した実車の開発データをベースにモデリング。登場車種は「デリカミニ」「デリカD:5」「アウトランダーPHEV」「トライトン」「ランサーエボリューションX」の5車種。カラーリングやステッカーなどでカスタマイズ可能で、カスタマイズした車両はNFT化して、NFTマーケットプレイス「Open Sea」で売買もできる。現時点でボディカラーは5色、ステッカーは50種以上で、今後もラインナップは追加される予定。
プレイヤーが操作するアバターは全部で12種類が用意され、外見やカラーリングのカスタマイズが可能。
無料プレイではお試し用のデジタルカーとして「DELICA Mini」が提供され、専用マップ「トレジャーアイランド」を走行できる。一人でのドライブは回数無制限だが、フレンドとのドライブは月間25回までなど制限がある。
月額500円の有料版「MILAND Plus」では、アプリ内通貨のダイヤを使い、他のデジタルカーを購入してカスタマイズ可能なほか、追加のマップとして月面をドライブする「ギャラクシーアドベンチャー」、ホラーテイストの「棄てられた人形村」、クイズに答えながら迷路を攻略する「ドライブ・ラビリンス」などを回数無制限で楽しめる。
ダイヤの価格は最小で500個120円、最大で26,800個6,000円など。デジタルカーの価格はデリカD:5が6,000ダイヤ、トライトンが8,000ダイヤ、ランサーエボリューションXが20,000ダイヤ。
記者会見では、俳優の大原優乃さんが登場。大原さんは実際にドライブが趣味で1日5時間~6時間は平気で運転できるという。大原さんは「実際に友人をドライブに誘うのは結構ハードルが高いと思うのですが、MILANDなら気軽にゲーム好きの友達などを誘って楽しめそう」とのこと。














