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JR東、通学定期券の継続購入で通学証明書の提示不要に

JR東日本は、通学定期乗車券(通学定期券)の発売方法を見直すことを発表した。4月1日からは、入学時など新規購入時に一度窓口で通学証明書等を確認していれば、卒業までは証明書の提示不要で券売機で継続購入が可能となる。モバイルSuicaでも継続購入可能。

これまで通学定期券は、新規購入だけでなく2年目や3年目の継続購入においても在学確認が必要だった。今後は新規購入時に、卒業予定年月日が証明された通学証明書や通学定期乗車券購入兼用証明書を窓口に提示すれば、その後は卒業まで係員による通学証明書等の確認を省略し、券売機で通学定期券を継続購入できるようになる。

モバイルSuica定期券の場合は、新規購入時に通学証明書等をSuicaアプリでアップロード。サポートセンターでの内容確認、結果通知後に購入でき、以降も卒業までモバイルSuicaアプリで継続購入できる。

なお、自宅住所の変更で通学区間が変わる場合等は、改めて有効な通学証明書や通学定期乗車券購入兼用証明書を提示し、新しい通学区間に有効な通学定期券を新規購入する必要がある。

サービス開始日は4月1日。定期乗車券は利用開始日の14日前から発売。2024年3月31日以前に購入した場合は、上記取り扱いの対象外となる。

対象となる定期券は、JR東日本が発売する通学定期券及び新幹線通学定期券「FREX パル」。磁気定期券、Suica定期券およびモバイル Suica定期券が対象。同社が発売する他の鉄道会社線との連絡定期券も対象となる。