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乗換案内のジョルダン、話せるチャットアプリ「ハナソン」

「乗換案内」のジョルダンは、生成AIを活用した話せるチャットアプリ「HANASON(ハナソン)」を11月28日に公開した。

OpenAIによるChatGPTを活用した会話アプリで、「たくさん会話」「たのしく会話」「ちょっと会話」「しんこくな会話」「フリートーク」など、各カテゴリーからユーザー自身の嗜好に合わせてテーマを選択。アプリ側から話題を提供するため、きっかけ作りが簡単でスムーズに会話できるという。

会話は、音声入力がメインで移動中でも、環境に影響されずに会話できる(文字入力にも対応)。会話の内容は、「きょうの占い」などのテーマから、物語の創作など生成AIが得意なクリエイティブなテーマも用意されている。

無料で利用可能だが、今後は有料版でしか利用できない会話テーマの設定などを予定しており、順次サービス拡大を目指す。

なお、サービス名の「HANASON(ハナソン)」は、“HANA=話(はなし)”、“SON=息子(のように愛されたい、触れ合える)”という思いを込めたという。将来的には、コンシューマー向けの日常生活だけでなく、ビジネスにも役立てられるよう、順次サービス領域を拡張していく。

ジョルダンは、主力サービス「乗換案内」を起点に、移動や観光に最適な情報を提供し快適な移動をサポートしてきたが、今後、画面操作から音声中心のコミュニケーションへの移行を見込んでいる。そのため、生成AIを活用した「乗換案内」のサービス拡充や、新規商品の開発、社外との顧客対応の効率化などを目指すとしている。