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ネットショップの「BASE」、有料プランを大幅値上げ

ネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」は7日、2024年1月16日から「グロースプラン」を価格改定すると発表した。現在は月額5,980円だが、1月16日以降は19,980円と大幅な値上げとなる。

BASEはネットショップを簡単に立ち上げられる販売プラットフォーム。月額料金なしで決済手数料(3.6%+40円)などを“売れた時だけ”加盟店から徴収する「スタンダードプラン」のほか、売上規模が大きなショップ向けに月額費用を徴収する一方で、決済手数料を2.9%に引き下げる「グロースプラン」を展開している。

このグロースプランの価格を改定。月額は5,980円から19,980円に値上げ。年払いの場合は、59,760円/年から198,960円/年への値上げとなる。年払いで月額換算した場合は、4,980円/月→16,580円/月。決済手数料は変更なく、24年1月以降も2.9%(スタンダードプランは3.6%+40円)。

BASEでは、ショップの月商が約50万円を超える場合、「スタンダートプラン」よりも「グロースプラン」の方が手数料が安価になるとしている。なお、従来は月商17万円を超えるとグロースプランのほうが安価になっていた。

大幅な値上げとなるが、BASEでは「売上規模の大きなショップにとっては最安値の手数料率を維持する」と説明。「売上規模が月商300万円以上の場合、月額費用と決済手数料を合わせたトータル金額でBASEのグロースプランが、業界最安水準」としている。

同社では今冬以降、AIを使った業務負担軽減機能を追加するほか、「海外販売代行 App」を12月下旬、「販売パートナー App」を来春に提供開始するなど新機能も予定している。