福島県浜通り・県南地区のバスにSuicaも使える「地域連携ICカード」

新常磐交通とジェイアールバス関東、JR東日本は、福島県浜通り・県南地区で、「地域連携ICカード」を利用したIC乗車サービスの提供で合意した。2024年春のサービス開始を目指す。

地域連携ICカードとは、地域のバス事業者が運行するバスの定期券や各種割引などの地域独自サービスとともに、Suica乗車券や電子マネーなどのサービスを利用可能にするカード。Suicaも使えるため、観光など、県外からのバス利用者の利便性向上も期待される。

今回のサービス導入エリアは、新常磐交通(浜通り)とジェイアールバス関東(県南地区)が運行する一般路線バス。これにあわせて、新常磐交通による「バスカード」のサービスは'24年秋頃に終了予定。

導入後は、乗降データを活用して運行経路やダイヤを見直し。持続可能な公共交通ネットワークの構築を目指す。