ニュース

移動販売「セブンあんしんお届け便」でEVトラック導入

セブン-イレブン・ジャパンは、移動販売サービスの「セブンあんしんお届け便」において、EVトラックのテスト導入を開始した。10月17日から、千葉県南房総市の瀬戸浜海岸エリアにてテスト運行が開始されている。

CO2排出面での課題解決として、EV(電気自動車)車両を移動販売サービスに導入し、走行中や販売中のCO2排出量の削減を図る。テスト運行により課題を抽出した上で、導入の拡大を検討していく。

これまでの車両と同様に、常温、20℃、5℃、-20℃の4つの温度帯の販売に対応しており、おにぎりや弁当から冷凍食品、日用雑貨まで合計約350アイテムを取り扱う。品揃えは地域のニーズに応じて決定される。

ベース車両はフォロフライ製「F1 TRUCK」。200Vの店舗外部電源で充電(低速充電)できるほか、急速充電にも対応する仕様。

「セブンあんしんお届け便」は買い物が不便な地域や外出が難しい高齢者向けに提供している移動販売サービス。2011年から運行を開始し、現在は1都1道2府36県で118台が運行されている。