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ソニー銀行、ブロックチェーンのデジタル証券 1口10万円

ソニー銀行は、三井住友信託銀行が発行するデジタル証券の募集を取り扱うと発表した。

今回ソニー銀行は、三井住友信託銀行が組成・発行する「合同運用指定金銭信託受益権」の募集を取り扱う。Securitize Japanのプライベート型ブロックチェーンとその機能を使うデジタル証券で、デジタル証券のセキュリティトークンの募集を日本の銀行として初めて取り扱う。

デジタル証券は、ブロックチェーン技術を活用することで有価証券の権利の小口化を可能にしており、個人投資家には機会が限られていた大規模な資産に対して少額で投資できる機会を提供する。

新たに組成された合同運用指定金銭信託受益権は、ソニー銀行の投資用マンションローン債権などを裏付け資産とした優先受益権で運用される、合同運用金銭指定信託のデジタル証券となる。

発行価格の総額は1億円、発行価格は1口10万円、申込単位は1口以上1口単位、1名あたり最大10口まで。運用期間は1年で、予定配当率は0.30%(税引き前)。ソニー銀行に預金口座を持つユーザーが申し込める。