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メタ、電源オフ前にアプリ更新などQuestソフトウェア最新版

シャットダウン前にアプリのアップデートを行なえる

Metaは、まもなく提供が開始されるという「Meta Quest」向けの最新ソフトウェア「v53」のアップデート内容を発表した。ユーザーには段階的に提供される。

シャットダウンの前にアプリのアップデートを行なう機能が追加される。ヘッドセットを外し、充電ケーブルを接続すると、ヘッドセットで自動的でアップデートを実施する。これにより、使う直前になってアップデートで待たされるといったケースを最小限に抑えられるとしている。シャットダウンする前のダイアログで、アップデートを実施しない設定にもできる。

電源ケーブルを接続、更新が終わるとシャットダウンする

2022年9月のv44のアップデートにて追加された、手ぶれ補正やフレームレート、ビットレート、アスペクト比といった設定は、設定する場所が「試験中」からカメラ設定に移動され、正式な機能となる。

ビデオ録画の音声はモノラルからステレオに変更され、音の広がりや左右の移動をヘッドセットでの体験時と同様に収録できるようになる。

Meta Questブラウザは、新たにTwitchへのログインに対応。チャットやフォロー、登録といったことを行なえる。

Twitchへログインが可能に

Meta Quest Proは「Wi-Fi 6E」のサポートを開始し、自宅などにWi-Fi 6Eのネットワークがある場合、最大1.6Gbpsの接続が可能になる。

新たなペアレンタルコントロールツールを提供。保護者がMeta Questブラウザーで閲覧できる内容を管理できる新たなツールとして「ウェブサイトカテゴリーフィルター」が提供される。ここでは「アルコール」「暴力」などさまざまなカテゴリーやコンテンツに基づいてWebサイトをブロックできる。アカウントごとに設定でき、複数の子供がいる場合はそれぞれに設定が可能。