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「サントリー天然水」2Lボトルがつぶしやすい新容器に 1/6まで小さく

サントリー食品インターナショナルは、「サントリー天然水」2Lペットボトルにおいて、飲み終わった空容器が約6分の1サイズまで小さくできる新容器を開発した。同容器を採用した商品を、4月上旬より順次発売する。

持ちやすく注ぎやすい形状、容器として積載・搬送に耐えうる強度はそのままに、持ち手となる胴部を平行四辺形にし、自然とななめにつぶれやすい形状に変更。

つぶした後、「折りたたむ時の目印」としてボトルの肩と底に星型のエンボスを入れてたたみやすさを向上した。ボトル肩にヤマ折り線を付けることで、たたんだ際に小さく固定できる形状とした。

たたみやすい容器と共に、独自の“たたみ方”も開発。まずボトルの胴部をななめにずらしながらつぶし、星型の目印に合わせて2つ折りにする。底部をぎゅっと押しつぶして平らにしたあと、飲み口のある首部分を手前に折り曲げて底部を固定すると、空容器に対して約6分の1のサイズまで小さくたためる。

新容器でこのたたみ方を実践すると、これまであった「つぶしたのに元にもどってしまう」、「回収日まで家の中でかさばる」といった不満を解消できるという。また、楽しくたたむことでキャップ・ラベルを剥がす分別を促進し、より質の高いペットボトルの資源循環にも役立つとする。