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EV“チャージャー”をシェア パナがEV充電インフラ「everiwa」

パナソニック エレクトリックワークス社は、EV(電気自動車)の充電インフラの整備を目的として、EVチャージャーのシェアリングサービス「everiwa Charger Share」(エブリワ チャージャー シェア)を発表した。充電設備を設置するオーナーの募集を11月29日より開始する。EVユーザー向けのサービスは2023年春に開始する予定。

EVの充電設備を設置したホスト(EVチャージャーオーナー)は、アプリで登録を行ない、設置したEVチャージャーに2次元コードのステッカーを貼り付けるだけで準備が完了する。充電料金や予約枠は自由に設定できる。空いている駐車スペースを有効活用したり、集客や住民の利便性向上を目的にしたりするなど、内容は柔軟に設定できる。

決済システムには、みずほ銀行と共同開発した「everiwa wallet」を導入。サービス利用時の決済のシンプル化を図る。損保ジャパンと共同開発の専用シェアリング保険により、充電サービスの利用時に発生する各種のトラブルに対する補償も用意する。

「everiwa」はコミュニティとしても発展させる計画で、設立時点でみずほ銀行、損保ジャパン、NELISにエバンジェリストとして参画、パナソニックとともにホストやサービスパートナーを募集して発展・普及を図っていく。