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タグホイヤー×ポルシェ、車両情報を表示できる新スマートウォッチ

タグ・ホイヤーとポルシェは11日、新スマートウォッチ「タグ・ホイヤー コネクテッド キャリバーE4 ポルシェ スペシャルエディション」を発表した。ポルシェ「タイカン」シリーズにインスパイアされたデザインで、ポルシェオーナー専用のWear OSを搭載し、車両の情報をウォッチフェイスに表示できる。価格は33万円。

セラミックベゼルを使用したケース径45mmのスマートウォッチ。大型のリューズなど「トラディショナルなハイエンドウォッチ」の感覚とともに、GoogleのWear OSを搭載し、タイマーやスポーツ、ウェルネスアプリなどにモータースポーツなどのスポーツ計時におけるタグホイヤーの専門技術を生かしているという。

時計本体とソフトウェアは、EVのタイカンに使われているフローズンブルーのカラーとし、オーナー限定のエクスクルーシブなウォッチフェイスを利用できる。ウォッチフェイスは、プリント基板とサーキットからインスパイアされたデザインとしている。

ケースはサンドブラスト仕上げのブラックチタン製。ブラックセラミックのポリッシュ仕上げのベゼルには、ポルシェの車両の速度に対応する0~400のスケールが刻まれている。ブラックスティール製のリューズには、フローズンブルーのラッカーで仕上げたタグ・ホイヤーのシールドロゴをあしらっている。また、チタン製ケースバックの、LED心拍センサーの周りには「TAG Heuer x Porsche」の文字が刻印されている。

ストラップもポルシェの車両の内装デザインをモチーフとし、カーボン調のブラックカーフスキンにブルーのステッチを入れ、色と構造の両面において車両の内装のレザー仕上げにそろえている。

従来のタグホイヤー コネクテッドウォッチとの比較では、画面が明るく、コントラストも向上し、 バッテリーも30%長持ち。フル充電で丸一日バッテリーが持続するという。Bluetooth 5.0に準拠する。本体は50mm防水。

クロノグラフスタイルの3つのコンプリケーションには、 歩数計や心拍計などのように時計本体から得たデータを直接画面に表示できるほか、対象のポルシェの車から直接取得したデータの表示も可能。対象モデルは、パナメーラ(2022年以降のG2 II モデル)、パナメーラ(G2)、911(2022以降の992モデル)、911、カイエン(2022年以降のE3モデル)、カイエン(E2 II)、718、マカン II/III、マカン、タイカン。

発売時には、車のバッテリー残量表示、車両の走行可能距離情報、空調操作できるWear OSのMy Porscheアプリへのショートカット、車両の総走行距離などが表示できる。これらの機能を起動するには、ポルシェIDとポルシェコネクトのサブスクリプション契約が必要となる。