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シチズン アテッサ、「結晶チタニウム」採用の月面探査コラボ限定モデル

シチズン時計は、腕時計ブランド「シチズン アテッサ」の誕生35周年記念限定モデルの第2弾として、月面探査の「HAKUTO-R」とのコラボレーションモデルを7月7日に発売する。電波ソーラーの腕時計で、価格は319,000円。数量は世界限定1,000本。

今回発売されるのは「シチズン アテッサ ACT Line エコ・ドライブGPS衛星電波時計F950 ダブルダイレクトフライト HAKUTO-Rコラボレーションモデル」(CC4044-53E)。パートナー契約を結んでいる民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」とコラボした製品。ケース径は44.3mm。

「HAKUTO-R」のランダー(月着陸船)の着陸脚パーツには、ステンレスの約5倍以上の硬度というシチズンが開発したスーパーチタニウムが使用されており、時計にもこのパーツと同じデュラテクトDLCを施したスーパーチタニウムが使用される。また新開発の「結晶チタニウム」がベゼルとブレスレットの一部に使われている。

この結晶チタニウムは、チタニウムを高温で熱処理し、再度冷ますことで組成が不均一に結び付き、表面に結晶パターンが出現することで生まれる。この結晶パターンは、自然界の鉱物のように一つとして同じものがないという。ダイヤルにはこの結晶チタニウムをイメージしたパターンも用いられている。

デザインは宇宙空間の暗闇をイメージし、ダイヤル、ケース、ブレスレットをブラックで統一。裏蓋には「HAKUTO-R」のランダーの分解図イメージが描かれる。

ムーブメントはキャリバー「F950」で、エコ・ドライブGPS衛星電波の最上位ムーブメント。時刻情報の受信のみの場合、最短3秒で受信する。2都市の同時表示ワールドタイム機能「ダブルダイレクトフライト」や1/20秒のクロノグラフ(ストップウォッチ)も備える。電波を受信しない場合の精度は月差±5秒。

ケース・ブレスレットはデュラテクトDLCが施されたスーパーチタニウム製。風防はクラリティ・コーティングが施されたデュアル球面サファイアガラス。耐磁性能を備える。防水性能は10気圧防水。wena 3用交換バンドに対応する。大きさはケース径が44.3mm、厚さは16mm。

シチズン アテッサ ACT Line エコ・ドライブGPS衛星電波時計F950 ダブルダイレクトフライト HAKUTO-Rコラボレーションモデル(CC4044-53E)、世界1,000本限定、319,000円