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「ららぽーと堺」11月開業。186店舗が決定

三井ショッピングパーク ららぽーと堺

三井不動産は、大阪府堺市に開発中のショッピングセンターの名称を「三井ショッピングパーク ららぽーと堺」に決定、11月に開業すると発表した。約8割の店舗名も発表している。

2021年5月に建築着工を発表した際は仮称だったが、そのまま正式名称になった。2022年秋の開業としていたオープン時期は11月を予定。竣工予定は9月。また約210店舗のうち、先行して186店舗を発表、6月からは店舗合同の求人説明会も開始される。残りの店舗や各店の詳細は8月頃に発表される予定。

顧客はファミリー層をメインに、シニアからヤングまで幅広く対応し、さまざまな店舗・サービスをそろえる。店舗のジャンルは、ファッション、雑貨、飲食、エンターテインメント、サービスなどで、話題性の高い店舗を取り揃えるという。

先行して発表された186店舗の内訳は、ファッションが43店舗、雑貨その他が61店舗、サービスが30店舗、スーパー・食物販が10店舗、レストラン・カフェ他が22店舗、フードコードが20店舗。

ららぽーと堺 内観イメージ

ららぽーと堺は大阪府堺市美原区にて開発中のショッピングセンターで、「ららぽーと」としては関西エリアで4施設目となる。交流結節拠点としての役割も担うとして、建物内には地域連携を図るイベントを実施できるスペースも設けられる。このほか、年間消費エネルギー量が大幅に削減された建築物に与えられる「ZEB Oriented(物販等)」認証を、大規模商業施設として国内で初めて取得するなど、環境に配慮した施設になっているのも特徴。

ららぽーと堺の所在地は大阪府堺市美原区黒山22番1。敷地面積は約74,300m2。構造規模は店舗棟が鉄骨造地上3階建で、1~3階が店舗、屋上は駐車場。立体駐車場棟も鉄骨造で地上3階建1棟と6階建1棟を設ける。延床面積は約143,600m2で、店舗棟が約90,200m2、立体駐車場棟が約53,400m2。店舗面積は約56,200m2。店舗数は約210店舗で、駐車台数は約3,050台。

交通は、南海高野線「北野田」駅から約2.5km。阪和自動車道「美原南」ICから約1km、「美原北」ICから約1.5km。