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アマゾン、6980円の新Fire 7タブレット。高速化やType-C対応

Amazonは18日、新世代「Fire 7 タブレット」と「Fire 7 キッズモデル」の予約販売を開始した。価格はFire 7タブレットが6,980円、Fire 7キッズモデルは12,980円。出荷開始は6月29日を予定している。

Fireタブレットシリーズは、7、8、10型の3サイズ展開だが、最も画面サイズが小さいFire 7タブレットがリニューアル。CPUの強化による処理速度の高速化や、バッテリ駆動時間の延長、充電端子のUSB Type-C化などの強化が行なわれている。

ディスプレイは、7型/1,024×600ドットのIPS液晶で、タッチスクリーンに対応。精細度は171ppi。2GBのメモリと2.0GHzのクワッドコアプロセッサ「MediaTek MT8168V/B」を搭載し、前世代機に比べて処理速度を最大30%高速化。快適に読書やアプリコンテンツを楽しめるようにした。

ストレージメモリは16GBで、microSDカード(別売)の利用により最大1TBまでストレージ容量を拡張できる。16GBでは、約200冊のマンガをKindleストアからダウンロードして保存できる。

充電機能も強化し、1回の充電で前世代モデルに比べて持続時間が40%増となり、最大10時間の利用が可能となった(従来は7時間)。充電ケーブルもUSB Type-Cとなった。充電時間は5W充電アダプタで約4時間。

カメラはリア/フロントともに2メガピクセルで、カメラの配置を縦中央から横中央に移動させたほか、周囲のベゼルの幅を狭めることで、よりすっきりと見せるデザインとした。

Prime VideoやAmazon Music、KindleのAmazonサービスに対応するほか、Alexaを搭載し、Alexaアプリを使っている家族などとのビデオ通話も可能。Amazonアプリストアからのアプリ追加にも対応する。新Fire7タブレットでは、900誌以上の雑誌が読み放題となるサービス「dマガジン」のアプリも用意。ファッション誌、週刊誌、旅行誌、ビジネス誌、アウトドア雑誌などの雑誌を楽しめる(別途dマガジンの契約が必要)。

無線LANは、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応。ステレオミニジャックのオーディオ出力とスピーカーを搭載する。外形寸法は181×118×9.7mm、重量は282g。

新世代Fire 7専用のAmazon純正カバーは、ブラック、ブルー、ラベンダーの3色を用意し、価格は2,980円。Amazonのほか、エディオン、ケーズデンキ、コジマ、上新電機、ソフマップ、ビックカメラ、ヤマダデンキなどの量販店でも、6月下旬より順次発売する。

新世代Fire 7 キッズモデル

Fire 7 キッズモデルは、3歳以上の子供を対象とし、専用のキッズカバーで本体を保護。セサミストリート、学研プラスなどの学習系コンテンツや、ヨシタケシンスケの『りゆうがあります』を含む電子書籍など、数千点のコンテンツが使い放題となる「Amazon Kids+」の1年間のサブスクリプション付きとなる。

専用のキッズカバーはブルーとパープルの2色で、スタンドにもなるハンドル付き。カバーは、2,890円で単体購入も可能。

新世代Fire 7 タブレットとFire 7 キッズモデルの発売を記念したキャンペーンも実施。キャンペーン期間中、対象商品を購入すると、Kindle本の購入に使える1,000円クーポンがアカウントに登録される。期間は6月28日23時59分まで。