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KDDI、都市広告の設置場所を開放するXRソリューション

KDDIとPsychic VR Labは、XR技術で実在の都市空間にバーチャル広告やコンテンツを重ねて表示・配信できるソリューション「XRscape」(エックスアールスケープ)の提供を開始した。都市空間向けのコンテンツ制作・配信は、東京・大阪・名古屋・札幌・福岡・京都の6都市で対応、今後も全国の都市・施設に拡大していく。

実在の都市空間にはさまざまな広告が設置される一方、設置場所には物理的な制約があり、空間全体を使ったプロモーションなども困難だが、XRscapeは実在の都市空間にバーチャルな広告を重ねて表示でき、都市空間全体を大規模プロモーションに活用できる。都市の回遊性を高めるARスタンプラリーなども簡単に実施できるようになっているという。

KDDIとPsychic VR Labは、パルコと連携し、渋谷PARCOの1階と10階の一部を空間のメディア化対応施設として展開する。

ユーザーはKDDIが提供するXRアプリ「SATCH X」を起動、スマートフォンを目的の都市にかざすだけでコンテンツを体験できる。

渋谷PARCO 1階での表示イメージ