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三菱UFJ銀、紙の通帳発行で手数料550円。4月から

三菱 UFJ銀行は、4月1日以降に新規口座開設する人に対し、紙通帳利用口座への利用手数料を新設する。

4月以降に新たに紙通帳を発行・利用する人には、年間550円の「紙通帳利用手数料」を徴収する。3月31日以前の口座開設やEco通帳利用の口座には、手数料は発生しない。また、18歳未満と70歳以上は対象外。

個人の利用者は「スマート口座開設」アプリ・Webから申し込むと、来店不要で口座開設(Eco通帳)が可能なため、個人向けはEco通帳を中心に訴求していく。

デジタルチャネルの利用促進に向けた取り組みとして、「総額2億円・Eco通帳切替で1,000円プレゼントキャンペーン」を1月20日から5月31日まで実施。'21年12月末までに口座を開設済みで、キャンペーン実施期間中に三菱UFJダイレクトから口座をEco通帳に切り替えした人を対象に、もれなく1,000円をプレゼントする(先着20万名)。

紙の通帳発行での手数料は、三井住友銀行やみずほ銀行などでも実施しており、三菱UFJも続くかたち。各行ともペーパーレス/デジタルシフトを進め、アプリなどでの取引を推進している。

三菱UFJダイレクトの明細確認は2カ月→25カ月に

また、三菱UFJダイレクトの機能強化も実施。3月1日から、入出金明細の照会可能期間を現状の約2カ月から最長25カ月に拡大する。また、Eco通帳を利用すると、最長10年分の入出金明細を紹介できるようになる。

簡易版法人インターネットバンキングの「BizSTATION Light」は、2月28日から現在90日間の入出金明細などの照会機能の制限を撤廃する。