ニュース

楽天、2021年の国内ECは5兆円規模に

楽天グループは4日、2021年度の国内EC流通総額が5兆円を突破したと発表した。楽天市場とトラベル(宿泊流通)、ブックス、ゴルフ、チケット、ファッション、ドリームビジネス、ビューティ、デリバリー、楽天24(ダイレクト)、オートビジネス、ラクマ、Rebates、楽天西友ネットスーパー等の流通額の2021年1月から12月までの合計。

1997年の「楽天市場」の開設初月の流通総額は32万円だったが、現在、ECは社会のインフラとなってきている。国内EC流通総額の増大は、携帯キャリアサービスなどのモバイル事業、急拡大するフィンテックサービス事業とのシナジーによる「楽天エコシステム(経済圏)」拡大の効果が大きく貢献しているという。

楽天では、次なる目標として、国内EC流通総額10兆円突破を掲げている。

なお、2021年の年間グローバル流通総額は27兆円規模で、グローバルメンバーシップは約16億人。フィンテックサービス事業では、楽天カード発行枚数が2,400万、楽天銀行口座数が1,100万、楽天証券口座数が700万を突破し、楽天ポイントの累計発行数は2.5兆ポイント。