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マネックスと新生銀行が連携開始

マネックス証券と新生銀行グループは、金融商品仲介業務における包括的業務提携に基づくサービスを1月4日から開始した。マネックス証券・新生銀行間の即時入出金など、連携を強化する。

新生銀行と新生証券は、会社分割の方法により、新生銀行の投資信託保護預り口座などに関する権利義務を、1月4日付でマネックス証券に移管。新生銀行は、マネックス証券から金融商品仲介業務の委託を受け、同行の顧客や新規顧客に対して投資信託や債券などの金融商品の勧誘・販売・アフターフォローを行なう。新生証券は、マネックス証券に対して主に債券商品提供にかかわる媒介を行なう。

マネックス証券は、顧客の取引の執行や顧客口座の管理を担当する。

今回のサービス・機能提携により、新生銀行の顧客は、マネックス証券の株式(国内株式、米国株式)、投資信託関連サービスにアクセスしやすくなる。

また提携にあわせて、マネックス証券・新生銀行間の即時入出金(手数料無料)や、新生銀行からマネックス証券への外貨即時入金(手数料無料)などに対応。新生銀行の利用者は、生銀行からマネックス証券へのシングルサインオンが可能となり、新生パワーダイレクト(インターネットバンキング)のログイン後画面からマネックス証券の口座にIDやパスワードを入力することなくログインできる。

新生銀行とマネックスは2021年1月に提携を発表していた。新生銀行は12月にSBIホールディングス傘下入りを決定しているが、マネックスとの提携は当初の発表のまま実施された。