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イケア、包装のプラスチック使用を28年までに廃止

イケア・ジャパンは、消費者向け包装でのプラスチックの使用を、2028年までに段階的に廃止する。新商品の包装材については、2025年までに廃止する。

イケアではすでにプラスチック使用量の削減に取り組んでおり、現在イケアが1年間に包装材において使用するプラスチックの量は、包装材全体の年間使用量の10%未満だという。また包装材以外でも2020年1月までに、イケアのホームファニッシング製品から使い捨てプラスチック製品を全面廃止し、レストランやビストロからも単一素材プラスチック製の消耗品の提供を廃止した。

一方で現在でも一部のIKEA Food製品でプラスチック包装が、品質と食品の安全基準を保証するため使用されている。これらについても2028年以降、再生可能な素材やリサイクル素材にする。

今後、再生可能な素材やリサイクル素材を使用した包装を開発し、主にリサイクルや再生が可能な紙にシフトする。なおイケア・ジャパンでは2020年に、プラスチック製の梱包材使用削減のため、店舗にダンボールシュレッダーを導入し、店舗で使用したダンボールを配送の梱包材として再利用している。