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JR西・九州・佐川、新幹線 大阪~鹿児島間で貨客混載輸送

JR西日本・JR九州・佐川急便の3社は、荷物を山陽・九州新幹線で運ぶ貨客混載輸送の事業化に向けた検討を開始し、今度実証実験等を進める。

佐川急便の荷物を、新幹線車内販売の準備スペースに設置し輸送する。鹿児島中央~博多間はJR九州、博多~新大阪間はJR西日本が駅間輸送を行ない、集荷先から駅まで、駅から配達先までの輸送は佐川急便が請け負う。

実証実験は10月1日に、鹿児島中央駅から新大阪駅に活車海老を輸送する。輸送区間は串木野港~鹿児島中央駅~新大阪駅~「味処 炭味家(大阪市福島区)」。輸送列車は鹿児島中央駅8時50分発、新大阪駅12時38分着の「みずほ604号」。

なお、鹿児島中央~博多間の貨客混載輸送については、5月よりJR九州と佐川急便の2社ですでに事業化しており、福岡市~鹿児島市間の宅配便即日配達を実現している。