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三井不動産、住宅購入手続を電子化。書類1千枚をWebで

契約者専用Webサイト「レジデンシャルLiFE」

三井不動産と、三井不動産レジデンシャルは、レジデンシャルが販売する分譲マンション・分譲戸建てにおいて、重要事項説明・売買契約・引渡手続きなど、全ての書類を電子化する。これにより、オンライン商談に加え、契約から入居までの諸手続きについて2022年夏をめどに対面・非対面の選択を可能にする。

約120点、約1,000枚の契約関連書類をWeb上で確認が可能。契約から入居までの諸手続をPCやスマートフォンから手続できる。レジデンシャル側としては、書類情報のシステム入力・照合作業が削減され、契約事務業務を約70%、年間約3万時間削減できるという。電子化にともなうリモートワーク率向上も図るほか、電子化により年間約360万枚の紙を削減する。

2016年に導入した契約者専用Webサイト「レジデンシャルLiFE」の機能刷新および契約業務システムの新規開発を行なうことで実現する。

今後は、7月にIT重説の社会実験参加、オンライン商談・ローンWEB相談サービスを開始し、2022年夏に住宅購入時の全書類・諸手続の電子化を開始する。