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Luup、電動キックボードシェアを大阪で開始

Luupは5月20日から大阪で、小型電動アシスト自転車シェアサービス「LUUP」に電動キックボードを導入する。開始時は実証実験特別価格で、利用料金は110円/初乗り10分、以降16.5円/分。電動キックボードが利用可能なポートは7ポート。東京では4月23日から開始している。

Luupは4月2日から、大阪の梅田および難波・天王寺の2エリアにて小型電動アシスト自転車のシェアサービスを開始し、ポート数は約100ポート展開している。

LUUPのポートマップ

電動キックボードが導入されるポートはこのうち7ポートで、台数は10台。安全性の段階的な検証が進み次第、夏には利用可能ポートの追加、電動キックボードの台数倍増を計画している。


    電動キックボード利用可能ポート
  • 大阪駅中央北口(大阪市北区梅田3丁目1-1)
  • 天王寺駅(大阪市天王寺区悲田院町10-45)
  • 森ノ宮駅北口(大阪市中央区森ノ宮中央1丁目1-45)
  • 森ノ宮駅南口(大阪市中央区森ノ宮中央1丁目1-45)
  • 大阪城公園駅(大阪市中央区大阪城3)
  • 桜ノ宮駅(大阪市都島区中野町5丁目1)
  • 南海なんば西口(大阪市中央区難波5丁目1-60)

電動キックボードの利用条件は、「LUUP」アプリでの運転免許証登録、および走行ルールの確認テストの満点合格。電動キックボードの最高速度は15km/hに制限する。保険の対象は、対物賠償、対人賠償、自身の怪我。

歩道の走行、二段階右折は禁止。普通自転車専用通行帯(自転車レーン)が設置されている道路においては、当該通行帯を走行、車両通行帯の設けられた道路においては道路の左側端から数えて一番目の車両通行帯を通行する必要がある。ヘルメットの着用は任意だが、着用を推奨。

新しいモビリティの実証実験でもあることから、JR西日本と共同で安全講習会の開催を予定している。安全講習会の詳細は決定次第告知する。

なお、電動キックボードは通常、ヘルメットの着用、車道のみの走行などが義務付けられている。Luupが提供するサービスは「新事業特例制度」に認定されていることから、ヘルメットの着用を任意とするなどの特例措置が適用されている。