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青梅駅前に13階建・高さ46mの複合施設

東京都は、青梅駅前地区市街地再開発組合の設立を、4月23日に認可することを発表した。地区面積は約0.5haで、地上13階・地下1階、高さ約46m、延べ面積約13,270m2の複合施設を建設する計画。

青梅駅南側の駅前に位置する地区。再開発事業の施行により、老朽化した共同ビルや木造建築物等の敷地の統合を進める。

低層部に店舗や公益施設を配置するとともに、青梅駅前線沿いには人々の憩いや交流の場となる滞留空間を整備し、青梅駅前から旧青梅街道まで連続するにぎわいの形成を図る。歩行者空間や施設の整備にあたっては、安全で快適なユニバーサルデザインに配慮するとしている。

また、青梅市中心市街地活性化基本計画にある「子育て世代から高齢者まで、みんなが健やかに暮らせるまち」の実現に向け、ファミリー向け住戸を中心とした都市型住宅を整備する。

そのほか、建築物の不燃化・耐震化や、緊急車両が進入可能な区画道路や有効空地の整備により、まちの防災性の向上を図る。

施行地区は東京都青梅市本町125番1、125番3、126番、131番1~25地内。2022年度工事着手、2024年度竣工予定。