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りそな、住宅ローンをアプリで完結

りそな銀行と埼玉りそな銀行は、銀行に一度も来店せずに住宅ローンが借りられる、アプリ完結型住宅ローンの取り扱いを19日から開始した。

エスクロー・エージェント・ジャパン(EAJ)と東京カンテイとの連携により実現。これまでの住宅ローンは、審査申込みや契約・不動産売買決済などは銀行で書類に必要事項を記入していたが、申込みから借入までの手続きを銀行へ来店せずにアプリ上で完結できる。

対象物件は中古マンションで、借入金額は5,000万円以下。アプリの画面から必要項目を入力し、本人確認書類などの必要書類を撮影・アップロードするだけで申込みできる。東京カンテイが保有する物件の不動産情報をAPI連携により自動取得でき、地図上からタップして物件を選択できるため、従来の手続きに比べ約1/3の項目入力で、住宅ローンを申込めるという。

EAJは、締結された住宅ローン契約について、融資業務サポートとして業務オペレーション機能を提供。東京カンテイは、住宅ローンの担保評価に必要となる物件情報と評価算出に必要となるデータをAPIで提供する。また、マンションの登記簿情報も並行して提供することで、住宅ローン担保評価プロセス業務を軽減する。