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ノモス、“日付リング”搭載モデルを更新。メトロ、タンジェント

「メトロ ネオマティック 41 アップデイト」

ノモス グラスヒュッテは、ダイヤルの外周に“日付リング”を搭載するモデルを更新、「メトロ」シリーズに初めて追加するほか、すでに日付リング搭載モデルがラインナップされている「タンジェント」シリーズには新色を追加する。スイス・ジュネーブで開催されているイベント「Watches & Wonders」(ウォッチ&ワンダー)にて公開した。いずれも機械式の腕時計。

ノモスの日付リングは、ダイヤルの外周で色付きの2つのマーカーが移動し、その間に挟まれている数字で日付を読み取るというユニークな日付表示の機能。特許取得済みの自社製ムーブメントで実現されている。

この日付リング搭載モデルは、2018年に「タンジェント ネオマティック 41 アップデイト」として登場していたが、新たに「メトロ」シリーズでも「メトロ ネオマティック 41 アップデイト」として展開されることになった。

ダイヤルの外周で色付きの2つのマーカーが移動、その間に挟まれている数字で日付を読み取る

「タンジェント」シリーズの日付リング搭載モデルには新色として、ダイヤルがミッドナイトブルー、日付は夜光のグリーンになった「タンジェント ネオマティック 41 アップデイト ミッドナイトブルー」が追加される。

「タンジェント ネオマティック 41 アップデイト ミッドナイトブルー」

「タンジェント」はノモスの代表的なモデルで、ラグが角張ったクラシックなデザイン。「メトロ」は丸いワイヤーラグで、リューズも丸みを帯びたよりモダンなテイストに仕上げられている。どちらもノモスの腕時計として、バウハウスの流れをくむシンプルでミニマルなデザインに仕上げられている。

「メトロ ネオマティック 41 アップデイト」の価格は566,500円。ムーブメントは自動巻きで、薄型の自社製キャリバー「DUW 6101」。パワーリザーブは約42時間。ダイヤルは亜鉛メッキ、白銀仕上げ。ケースはステンレススチール製で、裏蓋はシースルーバック。風防はドーム型のサファイアクリスタル。ケース径は40.5mm、厚さは9.1mm。防水性能は5気圧防水。

「メトロ ネオマティック 41 アップデイト」

「タンジェント ネオマティック 41 アップデイト ミッドナイトブルー」の価格は506,000円。ムーブメントは自動巻きで、薄型の自社製キャリバー「DUW 6101」。パワーリザーブは約42時間。針はロジウムメッキ。革ストラップはホーウィン製シェルコードバン。ケースはステンレススチール製で、裏蓋はシースルーバック。風防はサファイアクリスタル。ケース径は40.5mm、厚さは7.8mm。防水性能は5気圧防水。

ノモスはまた、「国境なき医師団」の設立50周年を記念し、インデックスの「12」の数字が赤色になった「タンジェント38『国境なき医師団設立50周年』エディション」を2021本限定で発売する。価格は264,000円。1本につき100ユーロが「国境なき医師団」の支援活動に寄付される。

「タンジェント38『国境なき医師団設立50周年』エディション」

このほか、「クラブ キャンパス」シリーズには新色のオレンジとグレーが追加される。卒業などの記念に最適というシリーズで、裏蓋には無料で刻印を施せる。価格は187,000~198,000円。

「クラブ キャンパス」オレンジとグレー