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韓国LG、携帯電話事業から撤退

韓国LGエレクトロニクスは現地時間の5日、全世界において携帯電話事業を終了することを決定した。同日開催の取締役会で承認された。

現在、在庫のあるLG製端末については販売を継続。サービスサポートやソフトウェアアップデートなども、地域ごとに定めた期間を迎えるまでは提供を続ける。

当該事業の閉鎖は7月31日までに完了する見込みだが、それ以降も在庫がある場合は既存モデルの販売が継続される可能性もあるという。

今後は、当該事業の閉鎖に向けてサプライヤーやビジネスパートナーと協力しながら作業を進め、関連する雇用については各地域レベルで決定されるとのこと。

同社は競争が激化している携帯電話事業から撤退することで、EVやIoT、スマートホーム、ロボット、AI、B2Bソリューションといった成長分野にリソースを集中させる。

携帯電話事業で培った専門知識を活用し、6Gなどのモビリティ関連テクノロジーを開発して、他事業分野での競争力を強化する方針で、「過去20年の携帯電話事業で培ったコアテクノロジーは、既存および将来の製品に活かされる」という。